人妻痴漢電車~さわられた六十路母~ 北村敏世

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恐怖で硬直して體が動かない聲を出すことも逃げることもできない。電車の中で痴漢に囲まれた時、敏世は抵抗できずされるがままだった。忘れようとしても蘇ってくるあの記憶。恐怖、屈辱、怒り、羞恥心…。様々な感情が敏世の中に押し寄せてくる。その中で芽生えたもうひとつの感情。あの時、私は密かに興奮していた…。痴漢によって自分の中に眠っていた願望に気づいてしまった敏世は再びあの電車に乗り込む決意をする。